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いま大学教育を考える
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オノレの勤務する某私立大学の様子を素材に、アラフォー世代教員の立場から、きょうびの大学改革の動向や大学教育の在り方について考察するブログ。不定期更新、ウチからの一方的な情報発信のみ。


by gogo0618
これも「転送可」ちうことで届いたメールの情報や。知らせておきまんねん。

みなさま下記のような集会を行うことになったんやさかい、お知らせしまっせ。よろしゅうお願いしまっせ。以下、転送歓迎や。

***

「なんで有期雇用なん!? 大学非正規労働者の雇い止めを許さへん関西緊急集会」
賛同・呼びかけのお願い

きたる2月27日に、大学非正規労働者の、3年でくび・4年でくび・5年でくび・6年でくびやらなんやらの有期雇用に反対する集会を開きまんねん。大きな運動にしていきたい思うで。
賛同していただける方、一緒に呼びかけしてくれはる方を求めまんねん。

「なんで有期雇用なん!? 大学非正規労働者の雇い止めを許さへん関西緊急集会」
2月27日(土)1時〜4時 エルおおさか7階708会議室

★基調講演 脇田滋はん(龍谷大学/労働法)
★現場から報告
★アピール採択

主催: 「大学非正規労働者の雇い止めを許さへん関西緊急集会」実行委員会
http://nandenan0227.blogspot.com/

よびかけのチラシ(PDF)
https://docs.google.com/fileview?id=0B3Lu3ytZOfEQYmJlM2RkMmEtYTUzMi00ODA4LWE0OWUtMGE0ZjA5NDVjNTQ4&hl=ja

*** 呼びかけ文

大学、官公庁、一般企業の間で、更新の年限を定めた有期雇用が広がっとりまんねん。
恒常的な業務であるにもかかわらへんし、数年で一律に雇い止めとなる有期雇用、私立大学ではずいぶん前から導入され、既に常態化してるんやが、国立大学でも2004年の法人化以降、各大学で有期雇用が導入されてきましたのや。京都大学では5年。大阪大学では6年*。今年3月、全国の国公立大学、私立大学で大量の解雇が実施されはります。
現在大学で働く非正規労働者のようけは女性や。大学に限らへんし、非正規労働の根底には女性労働の搾取の問題がおます。主婦のパート仕事として位置づけられ、夫に扶養されることを前提にしてんため待遇は改善されへんし、それが今では20代・30代の女性・男性がおかれる当たり前の労働環境になりつつおます。
数年ごとに雇い止めを行い、人だけ入れ替えるんは単に「首のすげかえ」なんやし、反復更新を繰り返すことにより、更新期待権が生じへんようにするための方法や。せやけどダンさん、ようけの非正規労働者は「有期雇用であることを知って契約にサインしたんやから、雇い止めになってもしゃあない。」と諦めまんねん。そやけど、わて達は声を上げまんねん!

「なんで有期雇用なん!?そもそも、有期雇用自体がケッタイなんちゃうわ!?」

有期雇用は「人を育てへん・育てんねん気があらへん」、人々の働く力を貧困化させていくシステムやと考えまんねん。
更新や雇い止めの不安に怯えながら働くのやなく、腰を据えじっくりとその仕事に携わりたい!
同じ仕事をしてんねんさかいあれば、正規労働者と同一の賃金・待遇を!
その思いを抱えた関西の国公立・私立大学の非正規労働者たちが大学を超えて集まり、今年3月末に各大学で行われる雇い止めを実行させへんため、緊急集会を開くことになったんですわ。
有期雇用に疑問と不安を抱きつつも、声を上げられへん非正規労働者の方々に「共に声を上げようわ!」と呼びかけ、有期雇用の問題性**を明らかにし、抜本的な解決策を皆はんと共に考える場にしたいと考えとりまんねん。

* 阪大は法人化よりどエライ昔からの長期非常勤職員も今後5年で雇い止めにすると発表したんや(一部を特例職員として登用)。
** 現在、派遣法改正が国会で論議されとりまんねん。派遣から直接雇いになりよったとしたかて、それが期限付きの有期雇用やったら、労働者は不安定なまんまや。派遣と有期雇用を正しく規制していくことは、非正規労働者の生存を守るために必須の、車の両輪といえる問題やとわてたちは考えとりまんねん。

*** 呼びかけ団体

京都大学時間雇用職員組合 ユニオンエクスタシー
関西単一労働組合 大阪大学分会
関西非正規等労働組合 ユニオンぼちぼち
京都精華大学嘱託教職員組合 SocoSoco
2010年1月15日現在

*** 賛同していただける方(個人・団体)

お名前と連絡先と文句をメールしてもらえたら思うで。
nandenan0227*gmail.com (*を@に置き換えておくんなはれ)

*** 一緒に呼びかけしてくれはる方(個人・団体)

実行委員会では定期的に会議をしてるんや。
そのご案内やらなんやらもいたしますさかいに、是非ご連絡おくんなはれ。

*** 賛同カンパをお願いしまっせ。

「2/27関西緊急集会へカンパ」と記載の上、郵便振替口座 00950-5-204933 キョートット出版 までお願いしまっせ。


<追記>
わては、大学教職員の「有期雇用」ちう形態そのもんは、全面的にダメとは言い切れんと思とります。
そやけど、それが適用される範囲は、大幅に限定されてしかなあかんのや思っとりまんねん。
例あげたろか、たとえばやなあ、65歳定年制の大学で、どないしたかて70歳までいてほしい教職員がおる場合とか。
せやなかったら、病気休職者の「裏づけ」やらなんやら、なんらかの事情で臨時に教職員が必要な場合とか。
はてまた、ある特定分野にすぐれた力量のある人を、「助っ人」的に教職員として呼びたい場合とか。
そないな場合に「有期雇用」は限定されてしかなあかん。
20代とか30代の将来ある若い人を、安く「使いホら」の教職員のように雇用するために、この「有期雇用」ちうシステムを運用するんはやめてほしいやね。

# by gogo0618 | 2010-01-20 17:43 | 雑感
わてのもとに転送メールで届いた情報やけど、そやけどアンタ、「転載可」ちうことやから、ここに載せておきまんねん。

(転送歓迎)本年1月から京都大学吉田キャンパス(教職員約8千人)の過半数代表をしてるんや宇仁宏幸や。一部の新聞で報じられはったが、次のような問題が京都大学(大部分は事務局と呼ばれる本部事務組織で)でおきとりまんねん。詳しい情報はhttp://labor.kyoto-univ.jp/をご覧おくんなはれ。ほとんど例のあらへん(全国初の?)厚生労働省告示違反や。この違反が先例になり他企業に波及すると困るので徹底的に争う決意や。
京都大学教員 宇仁宏幸

労働時間延長の限度に関する法令(労働基準法第36条第2項、厚生労働省告示第355号、基発第1022003号)では、36協定の特別条項(月45時間を超える超過勤務)の適用を臨時的業務に限定して、適用月数は6回以下と定められとりまんねん。京都大学吉田事業場では、2009年12月末現在で特別条項が7回適用された職員が5人、また2010年3月までに7回以上適用が確定してん職員が4人となっとりまんねん。また、2009年12月末現在で特別条項6回適用が3人、5回適用が25人、4回適用が24人なんやし、年度末の業務繁忙により、このまんまいけば、これらの職員のようけが今年度末には7回以上適用となると考えられはります。
 また、1名の職員に関して2009年12月28日付けで「過重労働によって健康状態の悪化を来す恐れがあるんや」ちう産業医による面接指導結果も提出されたんですわ。1月、2月、3月には、過重労働による健康被害の拡大が懸念されはります。
 京都大学わいにも事態の改善を要請してきましたのやが、対応策をとる意志が認められへんので、1月19日、わてと京都大学職員組合中央執行委員長との連名で、京都上労働基準監督署へ告発し、京都大学に対する行政指導を要請しましたわ。

「有名国公立大学」やったとしたかて、いまや、就労環境はこないな状況なんやこれがホンマにや。
# by gogo0618 | 2010-01-20 17:37 | 雑感

約1年ねき、更新が途切れておったんや。エライ申し訳おまへん。
また、その間もアクセスしてくれはったみなさん、ホンマにまいどおおきに。
これからまた、徐々に更新を再開していく予定や。
今後ともよろしゅうおつきあいおくんなはれ。


さて、久々の更新で書く内容は、わが大学のきょうびの様子から。

わが大学にも非常勤講師や嘱託の事務職員等々、「非正規」での雇用形態の人々が数ようけおる。
そのヤカラがきょうび、徐々に集まって「組合」を形成し、理事会と雇用条件の向上を目指して交渉を始めたようなんや。
その様子が「組合ニュース」やらなんやらの形で時々、わてのトコにも届くようになりよった。

「専任」の立場であるわても、基本的にこの「非正規」雇用のヤカラの問題に関心を持ち、できることやったら支援をしたい思っとる。
なんでやったら、「彼ら・彼女らなしには、この大学、まわっていかへん」部分が多々あるからなんやし、「このヤカラのなかには、『なんで専任職員(教員)にせんんか?』思う人も多々ふくまれとる」からなんや。

といっぺんに、「非正規」のヤカラががんばっとる姿を見れば見るほど、あらためて、うちの大学にある「専任だけ」の教職員組合にも、「そないな運動でええんか?」思ってまうことが多々でてきたちうわけや。
本来やったら、雇用形態や賃金その他の問題について、「非正規」のヤカラの組合を「専任だけ」の組合も積極的に支援すべきなんや。
そやけど、そないな組合の運動形態に、いまんなってもなっておらへん。
いつまでたっても、専任教職員の賃金体系の改訂問題にばっかりこだわちう、理事会と団体交渉を重ねとる。
「そないなんやったら、ダメやろ」思ってまう。

今、問われとるんは、専任か非正規雇用かに関係なく、「この大学で働くもんどうしの連帯を培うための雇用形態、賃金体系がなんなんか?」を、うちらの側から明らかにして、理事会に対してつきつけていくことのように思うわ。
そのときには、非正規雇用のヤカラの条件を改善するために、専任であるうちらが少々、がまんすなあかんことはがまんする、そないな必要がある場面もあるやろ。
また、そこまでして非正規雇用のヤカラを切らんと、守ってくれようとがんばる専任教職員の組合であってこそ、非正規雇用のヤカラの組合も支持してくれるんとちゃうか。

にもかかわらへんし、上で述べたような状況なんや。
しかも・・・。そうやって理事会と団体交渉を続けとるさなかに、今、委員長をしてん専任教員が、割り増し退職金をもろて、定年まで何年か残して、今年度末で早期退職をするとか。
そのことを年末に聞かされて、わては唖然としたちうわけや。

もちろん、個人の自由ちう観点から見れば、そないな選択肢があってもええ思うわ。
せやけどダンさん、専任教職員の雇用条件や賃金を守るために理事会とぶつかりあっておる最中に、「オノレはさっさと、割り増し退職金をもろて、定年まで何年か残してやめていくような、そないな委員長」を抱えた組合が、はたして他の教職員から信頼されるんかどうか。

「委員長として定年までとことんまでたたかうか、せめて委員長を降りてから早期退職するといえよ」とええたいちうわけや。
「やから、うちの専任教職員の組合はダメなんや・・・」思ってまう出来事やった。
# by gogo0618 | 2010-01-10 21:30 | わての意見