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大学改革に追われて研究がでけへん? : いま大学教育を考える
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オノレの勤務する某私立大学の様子を素材に、アラフォー世代教員の立場から、きょうびの大学改革の動向や大学教育の在り方について考察するブログ。不定期更新、ウチからの一方的な情報発信のみ。


by gogo0618

大学改革に追われて研究がでけへん?

正直なトコ、いま、あちこちの大学で少子化の進展・大学全入時代を前に、いろんな改革が取り組まれとりますが、その一方で、「研究がでけへん教員」も増えとりまんねん。
こら本人に非があるちうよりも、次々に大学をモデルチェンジして、とにかく学生募集のことを真剣に考えたり、せやなかったらまじめに目の前の学生への対応をしとったりすると、研究に向かう余力がなくなってまう、ちう原因によるもんや。
要するに、本来やったら大学の教員が研究面にエネルギーを割くべき時間やらなんやらを学内業務に費やす結果が、こないな形で現れとる、ちうことや。

ただ・・・・、その一方で、少々厳しい言い方かもしれしまへんが、この手の教員に対して、わては別の思いも持っとりまんねん。
例あげたろか、たとえばやなあ、大学の専任教員やのうて、非常勤講師んかけもちで食っとるような人で、毎年なんやか論文を書いたり、研究成果の発表をしたりしてん人が、わての身近なトコにおりますわ。
こないな人を見とると、はっきりいて毎日どこぞで授業をしておらへんと食えへんわけやから、「ようまぁ、研究成果の発表とか、しっかりやっとるなぁ」って思とります。
また、わての知り合いには、公立の小中学校や高校の教員で、せやなかったら地方自治体の職員で、いろんな研究論文や本を書いとる人もおりますわ。大学の教員のように一応研究に専念のできる時間が確保されとるわけやのうて、土曜や日曜ぐらいしか時間の取れへん人や思うのやけど、ほんでも、何ぞ書いとるわけですわや。
逆にいうと、研究面で「いたれりつくせり」の環境ではおまへん条件下そやけど、地道にこつこつ、何ぞを書いとる人がおる、ちうことや。

そないなヤカラのことを考えると、確かに大学改革で、せやなかったら学生募集の仕事で、いろいろ忙しうてエライこっちゃちう事情もわからなくもあらへんし、わても「忙しおまんなぁ」思ったりもしてるんや。そやけどアンタ、ようへん条件の下そやけど、どないかしてそれを「しのいで」、研究成果を発表していけるような道を探っていくことも、そろそろ必要なのとちゃうかな、ちう気がしてるんや。
by gogo0618 | 2007-03-25 15:43 | わての意見