出会いや繋がりや温かさや思いやりに感謝する毎日や。
年の暮れになると、どうも感傷的になってしまいまんねん。
色々な思いが巡るちうワケや。
それらはわての心のキャパシティーを優に超えとるように思えまんねん。
時に歩みを止めざるを得へん程、その巡る思いは感情の大事な所を占拠してるんや。
せやけどダンさん悲しくはあらへんのや。
痛くもありまへんのや。
後ろで「何ぞ」が背中をそっと両手で支えてくれとるような気がするさかいや。
「何ぞ」とは、あくまで「何ぞ」であって、わての知るトコロではおまへん。
やけど、そやけどアンタそら妙に安心感をもたらしてくれるちうワケや。
ほんでいっぺんに悲しみや痛みを和らげてくれとる気がするんや。
気のせいでっしゃろか?
そうかもしれしまへん。
せやけどダンさん感じるちうワケや。
それにみなを託してん訳やおまへん。
そら図々しいてもんや。
せやけどダンさん、そっと信頼はしてるんや。
そっと。そら微かいな、でも確かいなもんや。
明日は晴れるでっしゃろか?
今はそないなことを考えとりまんねん。

晴れたら朝一散歩に出掛けようかいなやなんて計画を立てとりまんねん。
川沿いのお気に入りの散歩コースや。
朝の木漏れ日の神々しいまでの美しさを知った道や。