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還暦着物好き日記 : 2021年02月

2021年02月

長い着物人生のなかで

先日、おかんはんとお会いした日は朝から緊張しとったんや。なんでやったら、おかんはんはわての和髪の師。師匠にお目にかかるさかいにはヘアスタイルをピシッと決めていきたいちうわけや。そう考えて、朝からホットカーラーで巻いて、ワックス、ジェル、スプレーを駆使して、スタイリングに臨んだからすが。

まさかのシッパイ。なんでやろかわいもよーしらんがちびっとも上手く行かいなうて、心折れて早々にあきらめてしもたんや。時間もないんで結局ポニーテールに。トホホ(泣)

そやかて、カーラーで巻いたりスプレーで艶出ししたんが功を奏したんか、シニヨンみたいな雰囲気にまとまったような気が致しまっせ。おかんはんにも前髪の流れがあんじょういてると褒めていただき嬉しかったなぁ〜。

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「着付けだけでも必死やのに、その前にセルフヘアセットちう高いハードルが立ちはだかり、しんどいや。またショートヘアに戻そやろと思う事おます」

思わず弱音を吐いてしもたわてに、おかんはんがこう仰ったんや。

「うん、ええんちゃう。貴女の着物の趣味にはショートヘアが合うし、貴女自身もショートが良うお似合いちうわけや。いつかまたショートに戻しはったらよろしいわ。そやけど長い着物人生のなかでいっぺんぐらい、髪を伸ばして和髪に結っとる時代があると楽しいですわ。きっとよい経験になるんや」

はあああ〜、おかんはんさすが? そのお優しいお言葉で、また頑張ろうと思て直したんや?? まいどおおきに。

さっそく、なんばウォークにある桂やはんにGOしましたわ。普通に地下街にある化粧品店やけど、そやけどアンタ、実はプロ御用達のお店や。演劇関係者、舞踊関係者、芸能人が買いに来まんねん。それに、大劇場の楽屋にも出張販売してるんや。

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はい、ウチで川村かつら謹製の毛たぼを購入しましたわ。おかんはんは黒、わては茶色や。

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よっしゃあ! 念願の毛たぼを手に入れたさかい、頑張って髪を伸ばそうわ! 


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着物デートに百貨店がええ理由

大人気ブロガーのおかんはんとご一緒させていただき、楽しい時間を過ごしてきましたのや。おかんはんも今日の記事に書いてくれはっておりますわ。

前回に難波でお会いした時はわてが舞い上がちう、ウロウロ歩いたあげくレトロな喫茶店にお連れしてしもて狭いのなんのって(笑)女性同士着物で行くお店は、大箱でゆったり座れるお店のほうがええなと痛感しましたわ。

今回は高島屋のなかで過ごして大性交...ひひひ,ウソや,成功やった。やっぱり百貨店って何でも揃ってて、お買い物できて、ゆったりして、高級感あって、アクセスが良う、店員はんがひいきで、雨ちゃんにも濡れへんし、化粧室も綺麗で、めちゃくちゃ快適空間! 

呉服売り場を見て、美術画廊を拝見して、展覧会の催事を巡ったあとは、広々とした休憩スペースにて着姿まで撮影できましたのや。

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もちろんランチとお茶も館内のレストランで。名店揃いやから、どこに入っても間違おらへんですわや。

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食後に屋上庭園を散策して。

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着物で出かける場所や目的を無理やり考えないからいうても、デパートをフル活用したらええと思てたんや。お友達同士でも一人そやけど、着物で自然体にふるまえる楽しうて便利ええ場所。なんやせ元々が呉服商なんやろかこれがホンマにら。

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おかんはんの辻が花の小紋と、梅の羽織が春らしうてすっごく素敵やった!

わてもこの日は梅柄の十日町紬に、糸巻きが抽象的に描かれた塩瀬の染め帯で。

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マゼンタ色の帯に、マゼンタ色の貝の口浮舟のぶっとい帯締めがポイントや。普通カジュアルな装いにボリューミィな帯締めは締めんと思うのやけど、どないしたかてわては締めたかったちうわけや。自己満足の、ひそかいなこの日の主役でおます。

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粋でいなせな六代目 

北品川の丸屋履物店の六代目が始めたYouTubeを見て惚れ惚れ。粋でいなせでチャキチャキしてて、これぞ江戸っ子の歯切れの良さ。よっ六代目!と声を掛けたくなるんですわ。

丸屋はんの六代目が草履の選び方をどエライわかりやすく解説しておられはります。

丸屋はんにはわても二度ほど伺ちう、時雨ちゃん下駄(鼻緒はエナメル)、パナマ草履(小千谷縮)、藍色の帆布草履(遠州木綿)をお願いしましたわ。

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いや、大阪にも京都にも素晴らしい草履屋はんがようけあるんは知っとりまんねん。わざわざ東京に行かんと、なんぼでも関西で間に合うのやけど。

どうやらわては、東海道五十三次の品川宿ちう場所が好きやし、その地で連綿と履物店を受け継いでおられはる六代目のお人柄、江戸っ子らしい気風の良さにやられてしもたみたいや(笑)

年にいっぺん上京するたびに羽田から北品川に直行して、丸屋はんに草履を挿げてもらいたいもんやと願っとります。

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次に狙っとるんは南部表草履の烏表で〜す!

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検索したら朝香はん

遅まきながら、ようけの着物ブロガーはんが推してらした新潟県五泉のカシミアのアームウォーマーを購入しましたわ。来シーズン用にするつもりやったが、考えてみたら三寒四温の今こそ温度調整グッズが役立ちそうやね。さっそく次のお出かけに使おう思うで。

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さて昨年末、購入したインパクトが強い着物。オノレの殻を破ってくれそうで気に入っとるのやけど、合わせる帯がややこしいと思てたんや。

この着物、紬に型染め(紅型)やからカジュアル着なんかと思てきや、柄付けは熨斗目やからフォーマルになるらしいのや。いったいどっちやねんと言いたくなるんやが、まぁ紬の訪問着みたいな感覚でええんかな?

前回はとりあえず色合わせヒイキで黒地の名古屋帯を合わせたんや。

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そやかて格合わせ的には、袋帯か綴れ名古屋帯を合わせたい思っておったんや。黒かチャコールグレーの無地っぽい袋帯があれば理想的なんやけどなぁ〜と考えながら商店街をボーッと歩いとったときに、またまた木屋太の本袋帯にフォーリンラブ(笑)

合わせてんだんや。丸文は正倉院文様や思うで(タブン...たぶんやで、わいもよー知らんがタブン)。

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あ、そうか。全通の本袋帯やからリバーシブル使いできそうやね。裏面の無地を表に出したかてええかもしれしまへん。

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本袋帯とは、表側と裏側の生地が同じ糸で筒状に織られとる袋帯のことやさいです。袋帯と本袋帯の違いについては、朝香沙都子はんの過去ブログにわかりやすく説明してくれはっておりますわ。着物のことでわからへんことがあって検索したら、じぇったい朝香はんの記事が出てきて答えを教えてくれはるので助かるんや。毎日毎晩壱年中まいどおおきに!

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豪邸に住まう和裁士はん

顔色が沈んで60歳のおばあはんにしか見えへん(60やがな 笑)ダークグレーの江戸小紋。わてには似合わのうて、法事ぐらいしか着られへんような気がしたんやが、実はいける! パァッと華やかいな羽織をコーデの主役にしたい時に、この沈んやダークグレーの着物が脇役に徹してくれて、実にええ仕事をしてくれんねんよ。

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一昨年手に入れた、わてには珍しいアンティークの長羽織。派手派手でたいそう気に入っとります。柄オン柄にするほうが可愛いんやけど、オノレ的には無地着物と合わせたほうが落ちつきまんねん。アンティークであっても、正統派に寄せたいほうや。

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今この記事を書くにあたって思い出したんやけど、この羽織の袖丈と裄丈を直したかてらいたうて、実はねきの若い和裁士はんに預けっぱなしになっとりまんねん。他にも羽織の仕立て直しを2枚頼んでるんやけど、もう10か月経つんに和裁士はんから音沙汰へんんやけど。あれぇ?(笑)

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小さなお子はんがいてはって子育てがエライそうやったんで「わてはさらさら急いやないさかい、ゆっくりお仕立てしておくんなはれね」と確かにわては言うたんや。ええ、ゆっくりでさらさら構へんんやけどや。そやけど、できたら次の羽織のシーズンにはあげてほしおまんなぁ(笑)

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わては着物のお仕立てや仕立て直しは、京都の文字商店はんにお願いしてまんねんが、裄直しやらなんやら部分的な変更は上記のねきの若い和裁士はんに頼んでおりますわ。わずかそやけど、これからの若い人を応援したいと思てましてーな。子育てでさぞかし物入りやろと。

ウチの若い和裁士はんとは4年ぐらいの付き合いで毎回メールと宅配便のやり取りだけで、ねきやのにお会いしたことがなかったんや。そやけどいっぺん、直接打ち合わせをしたほうがええと考え、昨年初めて仕事場(ご自宅)を訪問したちうワケやが。

もうね、時代劇に出てくるお城みたいな門構えと石垣、立派なお庭と大豪邸で仰天したんや!なあんもかも大きうて玄関だけでもわが家のリビングと同じ広さ!その玄関に母とわての母娘二人が充分住めると思てたんやもん。

わてが勝手に抱いとった若い和裁士はんのイメージがガラガラと崩れ落ちたんや。まるでお姫様のような暮らしのお方やった。そら、納期もあわてしまへんわね(笑)。若い人を助けたいやなんて、おこがましかったちうわけや。助けてほしいんはわてのほうやったわ。

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