物部川の山魚狗
GW後、初の行楽地へ。5月の新緑を楽しみに奥物部のべふ峡へ行ってきましたのや。
ここの圧倒的な大自然は、車があれば都市部から僅か一時間で来れて、来よる度に今回も来てよかった思わせてくれる場所。
というても、わてがここへ毎年四季を味わいに来だして十数年。御多分に漏れず高知の中山間地域は、急速な過疎化現象に悩まされとりまんねん。
人もまた、大きな時の流れに抗う術を持てんと流されとりまんねん。それが自然な流れそやけど、人はいっぺん手に入れた便利ええ機能を手放す事に大きな抵抗を覚え、自らの後退を嘆くのや。
さて、この日は自宅から県道22号に乗って龍河洞駐車場へ。その後、龍河洞からは県道385号で国道195号線にアプローチ。
朝はよ通るこの林道では、ようけの季節野鳥が出向かえてくれはります。
夏鳥 キビタキ
ほんで前回、奥物部へ攻めて来よった時には曇り空やったがクマタカが出迎えてくれはりました。
森林の王者 クマタカ
ここ奥物部は、秋10月から翌春4月迄と期間を限定したら、二回にいっぺんクマタカに遭遇できまんねん。
ほんでその期間ここへ来よる時には、クマタカを育むべふ峡の季節背景に自身が想像するイメージを膨らませ物部川源流域を散策しまっせ。
そら多分、野鳥友達のTはんも同じ。欲するっちうことで実現する大自然の峡谷風景は、いつか自身のイメージ通りに彩れると信じとりまんねん。
クマタカの狩り(Tはん撮影)
でもそないなクマタカも、新緑の季節になったら著しく遭遇確率が下がるさかい、その時期にはまた別の楽しみを持ってここへ来よるのや。
わてにとって5月やったら蝶。
毎年、高知の平野部や低山では見る事のでけへんウスバシロチョウに逢いに来まんねん。そやけどこの日に逢えたんは僅か2頭のみ。10日程来よるのが早かったようや。
ウスバシロチョウ
当初の目的は不完全燃焼やったが、帰宅途中に国道195号線上で、物部川を挟んで対岸の樹枝に止まるヤマセミに遭遇しましたわ。
物部川のヤマセミ
奥物部でヤマセミを見たことは数度おますが、その画像精度は別にしたかて、今迄ほぼ全体が写る画像が撮影できていへんかったのや。
車窓越しに見た採餌態勢のヤマセミ
今回ヤマセミもまた、わてがイメージした通りの場所に現れたちうワケや。一歩一歩、互いの距離感を詰めていったクマタカの様に。
人生には、ひとつの節目を越えることが重要や、仕事も趣味も。そら投資の世界でも共通点があり、日経平均が新記録を樹立したことで、やまと株は間違いなく次なるステージに立てたちうワケや。
ほんでも、肝要なんは一般の人々はほんで人生設計が盤石になる訳はなく、如何に地に足をつけ、毎月毎月生活の為に定額の収入が得られはる事が尊いのや。日常が安定してこそ、非日常が豊かに彩れはります。
日常は堅実に、非日常はイメージするっちうことで更に彩れはります。ほんで明日に対する期待は、自身への再挑戦。将来に対する期待は、人生における再投資の連続でそら金銭的な満足とは異質の豊かさ、田舎暮らしではその選択がより広がるとわては感じとりまんねん。
物部川で見るヤマセミは局所的かつ広流域。
高確率で見られはる四万十川支流、下津井の生息環境を単純に比較してみた時、物部川での目撃場所は著しく川幅が狭いのや。
物部川は本流そやけど、山間部へ入るとすぐさま典型的なV字型渓谷を成す地形を流れる川。
先ずそういった場所でヤマセミが活動するんやったら、堰堤によって幾分流れが緩やかいな水域が確保され、しかも浅瀬も点在するちうわけや。
下津井に何度か訪れ、物部川でもヤマセミとの遭遇確率を高めるんやったらそう言うた場所やとイメージしとったんや。
川内発電所のオマケ施設『岡の内堰堤』
この施設があることで、ヤマセミがここに誘われとると推測してるんや。
しかもこの水域には、ヤマセミの好物のひとつカジカガエルがおったまげるほどおりますわ。
見つけるのが造作もへん程に。
更に体長4cmはある様な巨大カワゲラ等の川虫も生息して、河川の生態系環境は実に豊か。
ヤマセミが活動してても不思議やおまへん。それより多いのがミヤマカワトンボ。
この日はアカショウビンの声もねきで聴きましたのや。
ここはもっともっともっともっともっともっともっともっともっと深く調べてみたなる場所。山奥に暮らす野鳥とて、人の営みを見方につけて変身する環境に順応したろおもておるねん。
GW後、初の行楽地へ。5月の新緑を楽しみに奥物部のべふ峡へ行ってきましたのや。
ここの圧倒的な大自然は、車があれば都市部から僅か一時間で来れて、来よる度に今回も来てよかった思わせてくれる場所。
というても、わてがここへ毎年四季を味わいに来だして十数年。御多分に漏れず高知の中山間地域は、急速な過疎化現象に悩まされとりまんねん。
人もまた、大きな時の流れに抗う術を持てんと流されとりまんねん。それが自然な流れそやけど、人はいっぺん手に入れた便利ええ機能を手放す事に大きな抵抗を覚え、自らの後退を嘆くのや。
さて、この日は自宅から県道22号に乗って龍河洞駐車場へ。その後、龍河洞からは県道385号で国道195号線にアプローチ。
朝はよ通るこの林道では、ようけの季節野鳥が出向かえてくれはります。
夏鳥 キビタキ
ほんで前回、奥物部へ攻めて来よった時には曇り空やったがクマタカが出迎えてくれはりました。
森林の王者 クマタカ
ここ奥物部は、秋10月から翌春4月迄と期間を限定したら、二回にいっぺんクマタカに遭遇できまんねん。
ほんでその期間ここへ来よる時には、クマタカを育むべふ峡の季節背景に自身が想像するイメージを膨らませ物部川源流域を散策しまっせ。
そら多分、野鳥友達のTはんも同じ。欲するっちうことで実現する大自然の峡谷風景は、いつか自身のイメージ通りに彩れると信じとりまんねん。
クマタカの狩り(Tはん撮影)
でもそないなクマタカも、新緑の季節になったら著しく遭遇確率が下がるさかい、その時期にはまた別の楽しみを持ってここへ来よるのや。
わてにとって5月やったら蝶。
毎年、高知の平野部や低山では見る事のでけへんウスバシロチョウに逢いに来まんねん。そやけどこの日に逢えたんは僅か2頭のみ。10日程来よるのが早かったようや。
ウスバシロチョウ
当初の目的は不完全燃焼やったが、帰宅途中に国道195号線上で、物部川を挟んで対岸の樹枝に止まるヤマセミに遭遇しましたわ。
物部川のヤマセミ
奥物部でヤマセミを見たことは数度おますが、その画像精度は別にしたかて、今迄ほぼ全体が写る画像が撮影できていへんかったのや。
車窓越しに見た採餌態勢のヤマセミ
今回ヤマセミもまた、わてがイメージした通りの場所に現れたちうワケや。一歩一歩、互いの距離感を詰めていったクマタカの様に。
人生には、ひとつの節目を越えることが重要や、仕事も趣味も。そら投資の世界でも共通点があり、日経平均が新記録を樹立したことで、やまと株は間違いなく次なるステージに立てたちうワケや。
ほんでも、肝要なんは一般の人々はほんで人生設計が盤石になる訳はなく、如何に地に足をつけ、毎月毎月生活の為に定額の収入が得られはる事が尊いのや。日常が安定してこそ、非日常が豊かに彩れはります。
日常は堅実に、非日常はイメージするっちうことで更に彩れはります。ほんで明日に対する期待は、自身への再挑戦。将来に対する期待は、人生における再投資の連続でそら金銭的な満足とは異質の豊かさ、田舎暮らしではその選択がより広がるとわては感じとりまんねん。
物部川で見るヤマセミは局所的かつ広流域。
高確率で見られはる四万十川支流、下津井の生息環境を単純に比較してみた時、物部川での目撃場所は著しく川幅が狭いのや。
物部川は本流そやけど、山間部へ入るとすぐさま典型的なV字型渓谷を成す地形を流れる川。
先ずそういった場所でヤマセミが活動するんやったら、堰堤によって幾分流れが緩やかいな水域が確保され、しかも浅瀬も点在するちうわけや。
下津井に何度か訪れ、物部川でもヤマセミとの遭遇確率を高めるんやったらそう言うた場所やとイメージしとったんや。
川内発電所のオマケ施設『岡の内堰堤』
この施設があることで、ヤマセミがここに誘われとると推測してるんや。
しかもこの水域には、ヤマセミの好物のひとつカジカガエルがおったまげるほどおりますわ。
見つけるのが造作もへん程に。
更に体長4cmはある様な巨大カワゲラ等の川虫も生息して、河川の生態系環境は実に豊か。
ヤマセミが活動してても不思議やおまへん。それより多いのがミヤマカワトンボ。
この日はアカショウビンの声もねきで聴きましたのや。
ここはもっともっともっともっともっともっともっともっともっと深く調べてみたなる場所。山奥に暮らす野鳥とて、人の営みを見方につけて変身する環境に順応したろおもておるねん。
コメント
コメント一覧 (2)
当然わても自然界では見たことすらおまへん。
鮮やかいな色でもないんやが、鶏冠とええ何とかっこええんでっしゃろ。
いっぺん会ってみたいや。
ヤマセミはカワセミ同様に川筋におるねんが総じて上流部。それが和名由来やろけど、開けた場所が好みの様ですわ。
居着いとる場所では撮影も容易やけど、そやけどアンタ、それには営巣を見つけることがええ思うで。勿論環境には十分配慮して。