わてはグルメとちゃうで語る資格はあらへんかもしれしまへんが、なんぼなんでも人間である以上、毎日何らかのもんを口にしてんわけでそれなりにこだわりはある思うで。こだわりは各自の感性の問題でそれが標準化されるもんではおまへんやけど、そやけどアンタ、大きなトレンドはあるんでっしゃろ。きょうびおもた食にまつわるあれこれをいくつか綴ってみたい思うで。
カナダの牛肉
顔なじみの一つであるステーキハウスのバー。バーテンダーが「ひろ、今日のスペシャルはブタだ!」。こないな調子でステーキハウスやのに牛肉以外の肉の提供が増えとるのや。数年前は客でごった返しとった大型店のこの店も空席が目立つようになり、日によっては「いけるかいな?」思わせるんは価格が上昇しただけが理由とは思えへんトレンドチェンジを感じさせまんねん。
ビールは流行らへん?
数年前までのクラフトビールブームは何処に行きよったんでっしゃろか?やっぱり行きつけの一つのクラフトビールバーもきょうびはめっきり客が減っとりまんねん。この店はビールやったら1000円ぐらいんやけど、ワインやと1800円ぐらいするんで否が応でもビールを飲ませる仕組みになっとりまんねん。ほんでも客がけぇへんんか、日曜日の夜のビールは一日中700円、ほんでも客はポツポツ。一時期、高アルコール度のドリンクでパッと酔ってパッと帰るゆう話もおましたが、それもおまへん。なんでやろ、ちう問いにある人は大麻があるやんか、と。個人的にはなんぼ合法やとしたかてビールを飲まなくなりよったんは世界的トレンド思われ、そら主因ではおまへん思うで。わてになりに思うその理由はずばり「酔いとうない」のや思うで。
なんやもんやったら
カナダ人夫婦のご接待で本ヤカラの希望もあり、この時期に東京湾の屋形船ランチに行ってまいったんや。この屋形船、てんぷらやのうてもんやったら食べ放題やったんやけど、そやけどアンタ、わてももんやったらやらなんやらほとんど食したことがなく、スタッフに聞きながら見様見真似で土手を作り、中に汁を流し込み…とどうにか形にしましたわ。わてはおいしいと思てたんやが、やっぱりカナダ人の口には合いまへんんか、あんまり手が伸びへんし、野菜焼きやソーセージがうまい、うまいと。
浅草あたりで買い食いするんは一口、二口程度やからおったまげの味思うんでしょう。これがランチなりディナーのメインコースとなるとそらまた別腹やからやっぱり普段食べとるスタイルの食生活がお望みのように感じたんや。よりどエライ昔、別のカナダ人夫妻が東京でステーキが食べたいゆうので松坂牛やったんか、どエライ高級なステーキ屋にお連れした時も初めの数口は感動しとったんやが、ケツ、あのサシの脂身が重うて食べきれへんし、ジャパニーズビーフの印象がイマイチやったんは今でも後悔の念に駆られはる思い出の一つや。
進化した寿司
わての長年の友人が経営する知る人ぞ知る西麻布の寿司屋に7−8年ぶりに行ったんや。器類からこだわりぬき、おちょこは切子グラス、皿やらなんやらもぜええんぶひとつのこらずカスタムメード。それよりも圧倒されたんは寿司職人が生み出す包丁わざとプレゼンテーションで2時間ちーとばかしのエンタテイメントを堪能させてもろた。寿司ネタの一部に熟成もんをようけ採用し、またマグロ一つにしたかてどこで獲れた何キロのマグロちうネタの詳細情報に思わず引き込まれはりました。
横に座っとった友人は「どうわ、7−8年前と比べてだいぶ変わったやんか?」と。寿司職人は寿司を握るだけではおまへん、見せるのや、いや魅せるのやちうショービジネスを感じたんや。寿司職人は10年修業せえへんかてできるゆう意見もおますが、この手の店はやっぱり職人技が光るんや。余計なお世話やけどわてを担当してもろたんはこの道26年のベテランに安心すら感じたさかいおました。まさに衝撃の寿司一夜やった。
やまとに来よると確かに食のレベルはすさまじいもんがあり、圧巻や。これがあるからカナダでレストランに行きたくななるのや。とはいても美食三昧で足のつま先がピリピリと痛風になんのもカンベンやから程よいトコロでカナダに引き上げた方がカラダによさそうや、思う次第や。
では今日はこのぐらいで
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北アメリカランキング
また明日お会いしまひょ。
カナダの牛肉
顔なじみの一つであるステーキハウスのバー。バーテンダーが「ひろ、今日のスペシャルはブタだ!」。こないな調子でステーキハウスやのに牛肉以外の肉の提供が増えとるのや。数年前は客でごった返しとった大型店のこの店も空席が目立つようになり、日によっては「いけるかいな?」思わせるんは価格が上昇しただけが理由とは思えへんトレンドチェンジを感じさせまんねん。
ビールは流行らへん?
数年前までのクラフトビールブームは何処に行きよったんでっしゃろか?やっぱり行きつけの一つのクラフトビールバーもきょうびはめっきり客が減っとりまんねん。この店はビールやったら1000円ぐらいんやけど、ワインやと1800円ぐらいするんで否が応でもビールを飲ませる仕組みになっとりまんねん。ほんでも客がけぇへんんか、日曜日の夜のビールは一日中700円、ほんでも客はポツポツ。一時期、高アルコール度のドリンクでパッと酔ってパッと帰るゆう話もおましたが、それもおまへん。なんでやろ、ちう問いにある人は大麻があるやんか、と。個人的にはなんぼ合法やとしたかてビールを飲まなくなりよったんは世界的トレンド思われ、そら主因ではおまへん思うで。わてになりに思うその理由はずばり「酔いとうない」のや思うで。
なんやもんやったら
カナダ人夫婦のご接待で本ヤカラの希望もあり、この時期に東京湾の屋形船ランチに行ってまいったんや。この屋形船、てんぷらやのうてもんやったら食べ放題やったんやけど、そやけどアンタ、わてももんやったらやらなんやらほとんど食したことがなく、スタッフに聞きながら見様見真似で土手を作り、中に汁を流し込み…とどうにか形にしましたわ。わてはおいしいと思てたんやが、やっぱりカナダ人の口には合いまへんんか、あんまり手が伸びへんし、野菜焼きやソーセージがうまい、うまいと。
浅草あたりで買い食いするんは一口、二口程度やからおったまげの味思うんでしょう。これがランチなりディナーのメインコースとなるとそらまた別腹やからやっぱり普段食べとるスタイルの食生活がお望みのように感じたんや。よりどエライ昔、別のカナダ人夫妻が東京でステーキが食べたいゆうので松坂牛やったんか、どエライ高級なステーキ屋にお連れした時も初めの数口は感動しとったんやが、ケツ、あのサシの脂身が重うて食べきれへんし、ジャパニーズビーフの印象がイマイチやったんは今でも後悔の念に駆られはる思い出の一つや。
進化した寿司
わての長年の友人が経営する知る人ぞ知る西麻布の寿司屋に7−8年ぶりに行ったんや。器類からこだわりぬき、おちょこは切子グラス、皿やらなんやらもぜええんぶひとつのこらずカスタムメード。それよりも圧倒されたんは寿司職人が生み出す包丁わざとプレゼンテーションで2時間ちーとばかしのエンタテイメントを堪能させてもろた。寿司ネタの一部に熟成もんをようけ採用し、またマグロ一つにしたかてどこで獲れた何キロのマグロちうネタの詳細情報に思わず引き込まれはりました。
横に座っとった友人は「どうわ、7−8年前と比べてだいぶ変わったやんか?」と。寿司職人は寿司を握るだけではおまへん、見せるのや、いや魅せるのやちうショービジネスを感じたんや。寿司職人は10年修業せえへんかてできるゆう意見もおますが、この手の店はやっぱり職人技が光るんや。余計なお世話やけどわてを担当してもろたんはこの道26年のベテランに安心すら感じたさかいおました。まさに衝撃の寿司一夜やった。
やまとに来よると確かに食のレベルはすさまじいもんがあり、圧巻や。これがあるからカナダでレストランに行きたくななるのや。とはいても美食三昧で足のつま先がピリピリと痛風になんのもカンベンやから程よいトコロでカナダに引き上げた方がカラダによさそうや、思う次第や。
では今日はこのぐらいで
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