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2019年01月 : 外から見るやまと、見られはるやまと人

外から見るやまと、見られはるやまと人

バンクーバーのやまと人社長ヒロが仕事、生活を通じて感じた経済、経営、社会、やまと人観やらなんやらを綴っとりまんねん。

2019年01月

曙ブレーキの私的整理に学ぶもん4

曙ブレーキちう会社はやまとの自動車部品メーカーとしては上位クラスでトヨタの協力会社組織でも代表的存在の会社やった。その企業が北米事業で詰まり、私的整理(ADR)を行うと発表しましたわ。

北米は自動車が売れて売れてしょうがあらへん状態や。この1-2年こそ、ピークアウト感が出とりますが、過去10年、ピックアップトラックを中心に兎に角、売れすぎやろちうぐらい好販売成績を残してきましたのや。実際、曙ブレーキの北米はどやったかというたらフル稼働、忙しうてどうにもならへんかったちうのが実態やったようや。

ではなんで、私的整理やからしょうか?どうやら理由は二つあるんやうや。一つは北米の自動車業界の動向に対して同社の北米事業が対応できへんし、結果として受注機会を逃し、急速な売り上げ減につながったこと、もう一つはそれを受けて地銀からの借入金返済要求やったようや。

同社にとって北米事業はセグメント上では最大の規模で18年3月期で北米だけで約1400億円の売り上げが立っとりまんねん。やまと国内は810億円水準やからそのインパクトをご理解くれはるでっしゃろ。連結売上高が2650億円であることを考えると北米だけで半分以上のウエイトを占めとったことになるんですわ。

トコロが北米事業は順調やったとは言えしまへん。リーマンショックで大きく縮小させた後、アメリカの自動車販売の急激な回復についていけへんし、2016年に売り上げ1670億円を付けた後大きく減ちびっと、18年3月で1400億円、ほんで18年9月の半期決算では北米セグメントは売り上げで15.5%減少の637億円にまで減少させてしもたんや。

理由は事業運営の「ドタバタ」と主要顧客のGMからの受注を逃したことにあるんや、とされとりまんねん。また、想像やけど、そやけどアンタ、それらを受けて上期決算の内容がごっつう芳しくなく、同社の取引金融機関の一つの地銀が「危へん」と見做し、貸金の返済を迫ったもん思われはります。逆に言うたらその地銀は自行の体力との兼ね合いでその貸金が不良化したら自行の経営に大きく影響するゆう連想を起こした可能性はおます。

もう一つの想定は10-12月の第3四半期に北米事業の売り上げが更に落ち込んや可能性があり、それを事前に察知して対策を打ったんかもしれしまへん。

さて、わてはこのニュースに接した時、やまと企業の典型的な弱点をさらけ出したと感じとりまんねん。やまとの大企業の成長性が止まっとることはある程度認知されとりまんねん。日経平均がアメリカやらなんやらの株式指標に比べて大きく引き離されとる一つは日経平均採用銘柄の成長性が弱いこととされはります。

トコロが「やまと企業の年功序列」は今でも王道なんやし、経団連やら同友会やらの役員になることを大企業の会長の花道的に捉えられとりまんねん。曙ブレーキについてもトヨタの協力会社団体の協豊会で会長を二度、務めるやらなんやら序列の上を行き、胡坐をかいとったとみなされても致し方んといてしょうわ。

アチラにいてもやまとからの大企業様の駐在員は偉うてローカルで頑張っとる会社はその後塵を拝する状況は変わらしまへん。東証一部が偉うて第二部やマザーズを見下すようなもんでっしゃろ。わてはこれがやまとをダメにしてん思っとりまんねん。

自動車産業や建設業界のようにピラミッド型組織を形成する業界においては協力業者会を通じて厚い絆を誓い合うような仕組みになっとりまんねん。こら一種の村落型共同運命体なんやし、裏切りは許さられへんのでおます。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、何ぞちゃう発展を遂げたり、独自の展開をするっちうことが極めて難しく、一種の護送船団型を形成してしもてまんねん。

トヨタほどの企業が協豊会なる団体をどないな位置づけで考えとったんかわからしまへんが、わてはこのあたりからそもそも論がちごとったのや思っとりまんねん。わてがゼネコンに在籍しとった頃、もちろん、協力業者会はおました。せやけどダンさん、特殊な能力をもつ業者ほどそないなトコには入っていへんかったのも事実や。よって大手ゼネコンで引っ張りだこになっとったちう記憶がおます。

曙ブレーキの私的整理と協力業者会の関係は別問題やろと察しまんねんけど、根っこにはこないな体質が災いしたんとちゃうかちう気がしてならしまへん。

やまとの大企業はいつか目覚めるんでしょうか?

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしまひょ。

戦後最長の景気回復、ださいです。4

「戦後最長の景気回復」の文字が躍っとるんは日経新聞だけでっしゃろか?それをぬかすと皆はん、「えっ?」とむしろおったまげる方も多いんかも知れしまへん。年配の方は「好景気ちうは1965年から70年のいざなぎ景気のようなことをぬかすんやよ」とか、「80年代後半のバブルの時のような浮かれた感じがせんちゃうやろ」と言われそうや。

そもそも今回言われとる「景気回復」とは何やからしょうか?こら内閣府が毎月発表する「月例経済報告」で総括的に景気の方向はこないな感じ、と表現するもんなんやし、感覚的なもんでおます。使用する統計は60弱もおます。それこそ、株価指標からGDP、消費者物価指数に失業率やらなんやらから百貨店売上、コンビニ統計、自動車販売から電力統計にバルチック海運指数までおます。

それらをどんとテーブルに乗せて見渡して「概括するとこないな感じ」ちう表現を「景気は回復基調にあるんや」とか「緩やかに回復してん」と発表するんや。

余計なお世話やけどアメリカは今年7月まで続けば10年になるわけでやまとだけ景観がよいゆうわけやおまへん。

やまとのこの景観について、日経は過去の主要景気回復期に比べ今回はGDPで実質平均成長率が過去最低の1.2%にとどまるとしとり、「実感なき景気回復」といったトーンの記事の仕上がりになっとりまんねん。

外から見る限りにおいてはやまとは極めて安定飛行をしてんように見えまんねん。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、過去の高度成長期を飛行機の離陸(テイクオフ)と見做したら今は安定飛行を続けとると考えた方がよいんとちゃうでっしゃろか?事実、戦後二番目の景気回復は2002年2月から08年2月でおました。こら見方によっては今世紀に入り18年の間に12年以上も「景気回復期」を享受したと考えなあかんのです。前回も実感なき回復やったから国民生活が極めて安泰な状態にあるとみとりまんねん。

人によってはその安定飛行の高度が低すぎるんとちゃうか、何ぞあった時、急降下するんとちゃうか、と不安ネタを並べる思うで。これについてはそもそも人口が増えへんし、異国人移民も積極的に受け入れへん中でどないして高度を上げるんか、ちう無理がおます。

やまとは内需主導型の経済でおます。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は税金を投入してモノを作る、せやなかったら消費者のがま口を開けさせるといったことで引っ張り上げてきた経済や。せやけどダンさん、新しい地下鉄も高速道路もかつてほど建築する必要はなくなったんですわ。モノかて皆はんの家に溢れとるから買い替え需要が主力や。

他方、経済学に「いっぺん高いもんを経験すると安いもんに戻りにくい」ちう法則がおます。例あげたろか、たとえばやなあビジネスクラスやグリーン車に乗り付けるとエコノミーや普通車に乗れなくなりよったり、普段、ちゃんとしたレストランに行く人はファーストフードチェーンに入れななるの同じで例え借金してでもその生活水準を維持したいと考えまんねん。元芸能人や元プロスポーツ選手で家計破綻する人が多いんは浪費癖が抜けへんからや。

こら経済に下方硬直性があるともいえ、仮になんやか厳しい経済状況が起きても「山もへんかったから谷も深ない」とも言えんとちゃうでっしゃろか?よって個人的にはこの戦後最長がどこまで続こうが、どこぞで息切れしたとしたかてあんまり心配はしてへんねん。

そやけど、景気を引き上げるための努力は必要や。小池都知事の東京を国際戦略都市にするとか、北方領土が返ってきて新たなブーム作るとか、訪日異国人をより地方に分散させるために地方の観光地に投資するやらなんやら努力は必要でっしゃろ。

農耕民族は毎日耕して長い時間かけて収穫を楽しみまんねん。狩猟民族はある日、デカい獲物をとって大騒ぎしまっせ。この違いのようなもんや。安定してんやまとの今は幸せ期にある思うで。

では今日はこのぐらいで。

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施政方針演説と厚労省統計不適切調査4

平成ケツの通常国会が始まり、安倍首相が例年の施政方針演説を行おりましたわ。安倍首相にとって余計な話思わせたのが厚労省の統計不適切調査でっしゃろ。毎年、常に何ぞ野党に突っ込まれるネタが出てきて防戦をしのうてはいけへんことに内心いら立ちを感じとることでっしゃろ。思い起こしたら2012年末に政権が出来て一年目は閣僚の不祥事もなく緊張感一杯やったんにさすが、6年を超えて攻めて来よった今、三歩前進二歩後退ちう感が否めへんわけでもおまへん。

さて、施政方針演説は今年の目標のようなもんやから2019年政治のサマリーのようなもんと考えればええんでしょうか?

首相が最重点を掲げとるように見えるのが消費税引き上げとその対策でおます。今回の引き上げに関して安倍首相は並々やったらぬ「対策」を打ち立て、反対のボイスを最小限に食い止めるよう努力してんように見えまんねん。世論調査でも賛成と反対が拮抗する水準で今のトコ、「世間受け」は悪うへんようや。

そやけど、首相は本心としては引き上げは嫌な関門やと考えとる節はおます。かつて「同じ政権で2度も上げたことはあらへん」と発言してるんやが、首相を6年以上もやった人も近年おらへんまんねんさかいそら理由にならしまへん。一方でバラマキ的な対策を見る限り、リーマンショック級の経済変動が起きた場合、延期をしやすい理由にもなると感じとりまんねん。

軽減税率の方式についてはやまと人のきちんとした性格があだになり正直、複雑すぎまんねん。表現は悪いんやけど、やまと人は1円単位まできっちり計算する性格。そやけど消費税ほどの税収やったら億単位で四捨五入したかてほぼ同じ結果が出まんねん。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、無意味に省庁の言い分を聞きすぎた思うで。

次に頭を下げることになりよった厚労省の毎月勤労統計の不適切問題やけど、そやけどアンタ、発覚から1カ月以上、わてもいっぺんもこのブログで触れることがなかったんは問題の本質が「ようわからへん」のでおます。問題の発端は2004年で東京都分の調査において500人以上の事業所のぜええんぶひとつのこらず調査が「エライこっちゃから」として抽出検査方法に変えたことがきっかけとなりよったと理解してるんや。

そやけど、厚労省側と東京都側でそないな風なやり取りがあったんか、について小池都知事は「証拠はあらへん」と東京都職員をかばっとりますが、こら証拠が出てくる思うで。ぜええんぶひとつのこらず調査はどエライでけへんので抽出にするといった話がどこぞ別のケースやった思うんやが、小さなニュースになりよった記憶がわてにはあり、その流れを汲んやような気がしまっせ。

そもそもぜええんぶひとつのこらず調査の意味がどこまであるんか、ちう点もどうせやったら検討すべきでっしゃろ。勝手にルールを変えたんは勿論駄目やけど、そやけどアンタ、ぜええんぶひとつのこらず調査が今の時代のニーズに合っとるんか、せやなかったら調査方法をなんやか、簡便にする手段はあらへんんかちう議論がもっともっともっともっともっともっともっともっともっと必要で野党の成果を生まへん批判攻勢はやめてもらいたい思うで。

施政方針演説でそれ以外に注目してんが日中関係は完全に正常化した、と断言したことでっしゃろ。こら個人的にも重要や思うで。それやからに対韓国には厳しい姿勢を貫ける体制が出来よったというてもよい思うで。

ケツにロシアとの北方領土問題についてはプーチン氏と今年もあと数回は国際会議やらなんやらも含め、交渉する機会がある思うんやが、5月に新しいやまとの時代を幕開けする打ち上げ花火の一つになる気がしまっせ。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は何らかの交渉がまとまる可能性はかつてなく高まっとるように思えまんねん。

世界の主要国の指導者は今、自国問題で精ようけとなる中で安倍首相はムカシからの集大成としてその存在感をアピールし、強力な指導力を内外で見せてもらいたいもんや。ダボス会議での講演はシッパイと評されとりまんねん。まるっきし話題にならへんかった点において首相の賞味期限と揶揄されへんよう重要な2019年を乗り切ってもらいたいもんや。

では今日はこのぐらいで。

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南米で革命を。ベネズエラを救え4

南米にベネズエラちう国があるんを知ってはりしょうか?わても昔、プライベートジェットでブラジルに向かう際、給油で降り立ったことがおますが、その当時は南米屈指の富裕国、今やったら、世界最悪級の経済破綻国となってしもたんや。

南米大陸の北端にあるこの国は石油資源が豊富で埋蔵量は世界一とも言われはります。せやけどダンさん、石油産業にかかわる国民、0.5%しかその恩恵を受けておらへんとされ、一般国民の高い不満とともに生まれたのがウゴ チャベス政権やった。1999年のことや。トコロが独裁政権を貫き、反米を掲げ、隣国のてんてんビアとも絶縁関係をするやらなんやら社会主義政権とは思えへん無謀ぶりを断行しまっせ。

2013年にそのチャベス氏ががんで死去した後を継いやらがニコラス マドゥロ大統領でおます。この大統領はチャベス政権よりさらに悪政でこのブログでもその当時から何度か話題にしたことがおます。

2018年5月の大統領選では不正投票や野党排除やらなんやらの妨害があったとされ、そのマドゥロ氏の再選結果はやまとを含む第三国からは厳しく非難されはります。そないな中、1月に弱冠35歳の国民議会議長ファン グアイド氏がオノレが大統領であるんや、と表明、アメリカ、英国、カナダや南米諸国から「彼こそ大統領」ちうお墨付きをもろておりますわ。

ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は国内ではマドゥロ氏が「オノレが大統領だ!」と譲らへんし、アチラ諸国は「グアイド氏こそ、大統領だ!」と押してんわけや。そのマドゥロ氏やけど、そやけどアンタみなの諸異国を敵に回してんわけやおまへん。中国やロシアは現政権を支持しとり、昔からある世界の対立軸がここでも再現されとるというてよいでっしゃろ。

そないなベネズエラやけど、そやけどアンタ、経済は完全に破綻してるんや。IMF発表の同国の2018年インフレ率は170万%、2019年は1000万%と予想されとりまんねん。(目がくらみそうや!)ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、自国通貨は完全に機能せへんし、闇ドルが流通してんねんさかいしょうわ。(南米でドル信奉が特に強いんは過去のハイパーインフレ等を知っとる世代の自国通貨への不信感から来とりまんねん。)

一方イングランド銀行は同行に預けられとった同国の金資産1300億円相当分を引き出そうとしたマドゥロ政権に対しNOを突き付けたんや。多分、今後、急速に世界の同国資産凍結が強まりマドゥロ政権が早晩崩壊する可能性は高いとみとりまんねん。

現在、マドゥロ氏には軍幹部が味方してんとされ、グアイド氏は一般軍人とその家族を味方につける工作をしてんようなんやし、個人的には革命的政権交代があり得るとみとりまんねん。

同国の歴史は内乱ばっかりで今回、仮に政権交代があったとしたかて国民を安心させることができるかどうか予断は許しまへん。また、中国が同国に貸し込んどる資金、一説には5兆円規模の行方も不明瞭になるんですわ。将来の中国の債権をいったんチャラにするためにも形式上、ソ連のように一旦、国家破綻をさせて再構築し、アメリカやらなんやらからの資金の取り込みをしやすくした方がよい思うで。

また、同国の安定は中期的には石油供給の安定につながり、石油価格への不安材料も減ることになる思うで。せやけど、同国の石油採掘関連の機器はおんぼろで使い物にならへんような代物ばっかりやったはずで即座の安定供給にはつながらしまへんが、アメリカは再建を全面支援する思われはります。

南米の小国の話やけど、そやけどアンタ、世界の外交や地図はこないなトコロでも熾烈な争いを繰り広げとりまんねん。やまとの外交が強力ではおまへんと感じるんはこないなトコに積極的に戦略をもって関与していく姿勢でっしゃろ。やまとからみて地球の反対側のこっちゃら、というてまえばそれまで。中国は月の裏側の開発を着々と進め、NASAが焦っとるちう話もおます。もっともっともっともっともっともっともっともっともっとグローバルな視点でモノを見ていく必要はあるでっしゃろ。

では今日はこのぐらいで。

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前澤友作氏と堀江貴文氏4

ゾゾの前澤友作氏。話題を振りまき、経営者としてはメディアへの露出度はトップクラスかもしれしまへん。前澤氏の生き方はユニークである思うで。早稲田実業高校時代にはバンドに夢中になり、出席日数ギリギリ、大学に行かへんし、音楽活動をしたろとおもた青春時代から幕開けしまっせ。23歳でゾゾの前身となるスタートトゥディなる会社を作り、9年半で上場させまんねん。

そのビジネスモデルは洋服をネットで購入するゆうどなたはんもやったことがあらへんブルーオーシャンへの挑戦やった。この市場を開拓したゆう意味では前澤氏の功績は極めて大きい思うで。前澤氏のスタイルに様々な色が出てくるんはこのあたりからや。会社は6時間勤務で午後3時に退社できる仕組みを取りぶちこむ、給与均一制とフラットな社内組織、商品のつけ払い制度、ゾゾスーツで採寸してゾゾのプライベートブランドの服を販売する計画、さらには18年末にメンバーシップ制度を発表、会員になったら洋服はなあんもせんとホッタラかしといても10%引きで買える、といったアイディアを次々と実行してきましたのや。

どなたはんもやったことがあらへん様々な改革案は批判もあるし、必ずしも性交...ひひひ,ウソや,成功してんとも思えへんもんも多いのやけど、シッパイを恐れへん点において前澤氏が現代社会において注目を浴びる一つの理由である思うで。

わてが堀江貴文氏と前澤氏を並べてみたくなりよったんはある意味、似たトコロがあるからや。そら現代社会のしきたりを破る、ちうことでっしゃろか。堀江氏のことはわてはライブドアの時代から妙に応援をし続けてきましたのや。バブル崩壊後、若者に閉塞感が漂う中、「おもろいことをやってみようわ」ちう精神はハッ思わせることばっかりやった。

ライブドアを作る、情報発信するゆうベースビジネスに野球球団の買収を試み、フジテレビの買収にチャレンジ、はたまた国会議員への挑戦とどれも分厚い障壁があるもんにカラダからぶつかる異色の展開を図ってきましたのや。その後の証券取引法違反で堀江氏のイメージは悪化するんやけど、そやけどアンタ、塀の中でも常にオノレの中でもがき続け、なかいなか飛ばへんロケットに夢を託し、現在は著作業やビジネス系タレントとして活動してるんや。

前澤氏と堀江氏、ともに言えるんは圧倒的な基盤ビジネスの性交...ひひひ,ウソや,成功とその後のめげへんチャレンジでっしゃろか?とはいえ、堀江氏がきょうびフライせんんは基盤ビジネスを失ったあと、大ヒットビジネスが出てけぇへんからでっしゃろ。ちうことは前澤氏もオノレの基盤ビジネスをしっかり固めんとそのレピュテーションは大きく剥離する可能性がおます。

事実、ゾゾスーツのシッパイから会員制度に対する大手アパレル会社の反逆、さらには批判も多かった100万円お年玉は個人的にはややしょーもないつまづきや思っとりまんねん。人々は手のひらを返すことを容易にしまっせ。ほんでその先陣はメディアでおます。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、メディアが反ゾゾスタイルになりよった瞬間、ビジネスも前澤氏のレピュテーションも逆回転を起こしやすく、とん挫するっちうこともあり得るちうワケや。

これがアメリカやったらどうでっしゃろか?イーロンマスク氏は批判にさらされながらもどうにか、モデル3を世に送り出し、出荷台数を確保しつつおます。人々は本業での成果とプロセスを見とりまんねん。それやから、彼は難局を乗り越えたとみとりまんねん。そのマスク氏は派手な生活をしてんちう話は聞きまへん。これが肝や思うのや。堀江氏も全盛期を含め、派手な生活ちう感じはしまへんやった。常にB級を突き進んでおりましたわ。

その点、前澤氏は派手すぎるトコに大きなリスクがあるとみとりまんねん。会社の広告塔なんやし、ようけの従業員とアパレル会社、顧客を抱える中で打ち上げ花火的な目立つことやのうて、ビジネスでもっともっともっともっともっともっともっともっともっと本気度を見せてもらいたい思うで。

ひと時の話題の人やってんな、思われへんよう若者達への夢を作ってほしい思っとりまんねん。

では今日はこのぐらいで。

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今週のつぶやき4

大坂なおみはんの全豪オープンでの快進撃でやまと中が日増しに盛り上がってきとりまんねん。ほんでやまと時間土曜日夕方はようけの方がテレビの前に釘付けになりそうや。スポーツバーでも盛り上がるんでしょう。テレビの街頭インタビューで「明るいニュースで嬉しい」とコメントされとったのが印象的やった。一方、彼女のインタビューやらなんやらを毛唐のセリフで聞いとる限り受けがどエライええねんや。なおみ節と試合での強さのアンバランスさは今年の話題になりそうや。

では今週のつぶやきや。

堅調な市場やけど…
やまとの株式市場は今週は上向きながら週間ではほぼフラット。一方のアメリカは快進撃が続いとりまんねん。機械的な予測をしたらやまと市場の来週は堅調で21000円を目指す展開も視野に入るんや。

わては昨日、今年の世界経済は厳しい材料が目白押し、ちう趣旨のことを書きましたのや。その点ではなあんも変わっておらへんのやけど、例あげたろか、たとえばやなあ英国のEUからの離脱について離脱時期延期を求める英国議会のボイスが盛り上がっとるとのニュースを受けて市場の危機感がやや後退、と指摘されとりまんねん。ほなごっつうノー天気すぎる気がしまっせ。

特に決算期を迎えとることから個別銘柄で大きく動くケースが散見されはります。今週のアメリカの市場が比較的好調なんは世界経済の見通しを見て見ぬふりちう上記の話やのうて、素直に好決算企業の株が買われ、その提灯買いもあったことが主因でっしゃろ。IBMや銀行株やらなんやらがリード役になっており、今のトコ、えげつない決算で売り込まれた主要銘柄はちびっとのようや。目先は晴れが続きそうやけど、そやけどアンタ、数週間後は読めしまへん。わての北米でのポジションは短期売買にウエイトをかけとりまんねん。

パイオニア、おんどれもか…
わてが学生の頃、オーディオブームがおました。デカうて重いアンプや巨大なスピーカー群でわての部屋は占拠され、オーディオ機器の中に埋もれとるちう時代やった。そのなかでパイオニアはスピーカーが有名で創業はダイナミックスピーカーちうシステムを作り上げたトコからスタートしてるんや。そやけど、わての記憶が正しければほんでも当時、アチラメーカーのスピーカーにはかいなわへんし、マニアでパイオニアスピーカーを買った人は少数派やった思うで。わては大パワーでの迫力を求め、JBLの4311を入手しましたわ。(今でも使うております!)

レーザーディスクにナビゲーションシステムやらなんやらでどの世代の方にも「知っとる!」といわせたパイオニアやけど、そやけどアンタ、経営不振で金策があんじょういかへんし、香港の投資家の出資を受けることになり、上場廃止になるんですわ。残念や。

そないな中、日経のタイトルが気になるんですわ。「パイオニア上場廃止へ 『とんがり』続けた代償」とおます。わては「ん?」と感じたんや。日経はやまとの企業にとんがり続けろ、ちう趣旨の記事を書き続けてきたはずや。それをシッパイしたから「代償」ちうのも無責任や思うで。シャープはとんがった会社やった。三洋電機もとんがっとったんや。両社とも非日系となりよったあと、大きく成長してるんや。そないなことぬかしていたら日産かて非日系になって大きくなりよったら、後の祭りになりかねないんやよ。その時、日経は「ゴーン再建の代償」と銘打つんでしょうか?節操ないんや。

秋篠宮家の苦悩
小室圭はんが今週、文書で発表した事情説明。手紙の全文をお読みになりよった方も多いでっしゃろ。正直、ぱっと読んで一言、思わへんし、呟きましたのや。「この手紙、さらさらだめちゃうか」と。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、オノレたちの立場を説明しただけで問題解決がされたわけでもなし、その手法が開示されたわけでもなく、むしろ、おかんの元婚約者がより困惑してん様子が目に浮かぶようや。

それより莫大な借金額とは思えへんこの水準額で弁護人を介してん、と報じられとるトコにもっともっともっともっともっともっともっともっともっと違和感を感じまんねん。どなたはんがその弁護人代を払っとるんでしょうか?決して安いもんではおまへんや。おかんは1万円ずつの返済、と申し入れたことに対して元婚約者が「それやったら少なすぎる」と返してるんや。やのに本件ではだれかが弁護人代を払っとりまんねん。ケッタイなでっしゃろ。

皇室の結婚とは一般の結婚とはちゃう意味があるとわては考えとりまんねん。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要はあくまでも美しないからはいけまへん。それが世界の皇室とのお付き合いの中でやまとの皇室の目指すべきトコロでもおます。またやまとの歴史の中でも皇室のポジションは常に特殊やったことを考えると客観的にええ結婚思われることは重要でっしゃろ。わてのいう「美しい結婚」とはなんちうか、ようみなはんいわはるとこの閨閥をぬかしておるわけやのうて、等しく祝福されるもんであって欲しい思っとりまんねん。

好き嫌いだけではあんじょういかへんもんや。

後記
沖縄の辺野古移転に伴う県民投票で反対を表明しとった一部の市と県の間で合意するようや。その妥結案が移転賛成、反対、ほんで「どちらでもへん」の選択肢をつけることや。この「どちらでもへん」をどうとるか、そやけどアンタ、仮に県外移転を意味する「どちらでもへん」とするんやったら反対派は全員そちらに流れてもおかしくおまへん。せやけどダンさん、「反対」を選択したかて県外移転は内包できるわけで小学校の「集合」の問題と同じでこの県民投票の選択肢自体、ほとんど体をなしておらへん気がしまっせ。無駄なお金を使うて、思いまへんでっしゃろかね?

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしまひょ。

世界経済の見通しはやっぱり厳しいんか?4

1-2年前に比べて景気がええ話がなかいなか聞こえてこなくなったんですわ。開催中のダボス会議でも大企業や銀行のトップからは「先行き、いろいろなことが待ち構えていそうだ」といったトーンの発言が目立っとりまんねん。日銀の黒田総裁も今週開催された金融政策決定会合で「米中の経済摩擦が長引けば、世界経済に深刻な影響が出てくる」と述べるやらなんやら気を引き締めさせるような発言がおました。

不安材料はなんぼでもおます。アメリカ景気のピークアウト感に政府機関閉鎖の長期化、英国のEU離脱、米中貿易戦争やらなんやら枚挙にいとまがおまへん。

そやけど、専門家やトップが一様に示すんは難局やけどリーマンショックのような状態にはならへん、と指摘してん点や。ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要は、乗り越えられはるちう発想やけど、そやけどアンタ、その根拠は金融機関の健全度は当時に比べてはるかに高く、監視の目も行き届いとるから、と。

金融機関についていうたら、個人的にいっちゃん注目してんひとつがドイツ銀行の行方でおます。先日も同行がもたらす影響度は原爆級と申し上げたんや。ここに来てさまざまなニュースが飛び交っとりますが、救済に向け、何ぞが起きそうな気配を感じまんねん。救済ができるんかどうかはそのスキームによるんやが、最新の情報ではドイツの銀行同士の合併(ゴチャゴチャゆうとる場合やあれへん、要はコメルツ銀行)では弱い者同士である上にドイツ政府が深く関与するために功罪がありそうで、それを避けるために異国からの資本を大きく取り込んや多国籍型銀行にしてまうちう案もおます。

ドイツ銀行は問題も多いんやけど、ドイツの一流企業、特に自動車産業を押さえとるちう点で資金を出す機関投資家も多そうでやり方次第ではウチは解決の見込みがありそうな気がしまっせ。

一方、専門家らが楽観視しすぎとちゃうか、思われるのが中国経済の行方でおます。統計では18年度のGDPが6.6%と発表されたんですわ。当初の予想とほぼ一致しまんねんけど、当然、そこには無理がおます。一部の地方では経済成長率が実質マイナスともささやかれとる中で、つじつま合わせにいよいよ苦労してきとる感がおます。

会社が倒産しそうなとき「自転車操業」ちう状態に陥るんや。とにかく日々のやりくりで精ようけになり自転車をこぐ経営者の体力が尽きた時、パタッと倒れるちうワケやが、どうも中国の疲弊具合はごっつう深刻な状態になっとるように感じまんねん。

専門家は中国が経済危機に陥る場合のリスクをほとんど取り込んでおらへんように見えまっけど、ウチのリスクは原爆どころか、隕石が落下するほどの衝撃となる覚悟も必要やとみとりまんねん。今、中国の非共産党系企業において国営化がちびっとずつ進んどるちうニュースがおます。民間企業が総崩れになる前に支えなあかんトコに支援をするゆう意かもしれしまへん。

中国の個人が資金を投じた世界の不動産マーケットについても仮に資金引き上げの動きが出ればバブル崩壊どころやのうてなるんですわ。中国人に人気のバンクーバーでも一部の高額物件では買い手が現れず売値がずるずると引き下げられはる物件は増えとりまんねん。

あえていやな話をもう一つするとするやろ、ほしたらトランプ大統領は国情が極めて不安定なベネズエラに対して野党代表の国会議長を暫定大統領として認めると発言、他の南北アメリカ大陸諸国も同様の動きを見せ、現大統領のマドゥロ氏は窮地に立たされとりまんねん。そのマドゥロ氏とディールをし、巨額の資金を出したんが中国でおます。理由は同国の石油資源でおます。せやけどダンさん、革命的政権交代が起きれば中国のベネズエラに対する野望も打ち砕かれる可能性が出てきまんねん。

24日の日経新聞トップは「中国ハイテク生産急減  部品・装置、対中輸出ブレーキ」とおます。先日、やまと電産の永守会長が「尋常ではおまへん変身が起きた」と発言した直後、日経がこら悪材料出尽くし、ボトムアウトのシグナル、といったトーンの記事を配信しましたわ。こらやや意外感がある記事で永守氏を指標に見立てたあんまり論理性のあらへん内容やった思うで。

個人的には中国の崩壊だけは避けてもらわねば困る思っとりまんねん。中国と関係あらへん人にとっては同国がどうなろうが気にならへんんでしょうんやけど今の世界経済の枠組みの中で同国の影響度はリーマン問題の時よりはるかに大きく、予見不可能やと考えとりまんねん。ここは無責任なことは言えんと思とります。

では今日はこのぐらいで。

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また明日お会いしまひょ。
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